ペーパーコードチェア「folk chair|stool|bench」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
こんにちは。ヤマモトです。
先日発売しました「folk round arm」のシリーズアイ
テムである「チェア、スツール、ベンチ」の3種類を
Re:CENO productより、新たにリリースします。
「folk」の名を冠したダイニングシリーズは、今回の
3タイプのリリースにより、完成します。
本日のマガジンでは、この新作チェアたちについて、
企画の経緯とコンセプト設計について紐解いてきます。
インテリアづくりで最も重要なのは、
過ごす時間の長い「リビングとダイニング」
みなさんは、ご自宅での時間を、どのお部屋で過ごす
ことが多いですか?
・リビングで、ソファーに座ってゆっくりする。
・ダイニングで、食事や作業をする。
という風に、リビングとダイニングのあるご自宅であ
れば、寝る時以外は、どちらかで過ごす時間が長いと
いう方が、多いのではないでしょうか。
ワンルームの方であれば、リビングとダイニングは
ひとつの空間の中で簡易的に融合しているわけです
から、すべての自宅時間を過ごしていると言っても
良いかもしれません。
ライフスタイル誌でも、大抵リビングとダイニングが主題です。
つまりは、リビングとダイニングは、毎日の暮らしの
中心と言えるわけです。
そして、過ごす時間が長い場所の家具というのは、暮
らしの中で、見たり、触れたり、使ったりという時間
が多いということですから「暮らしの主役の家具」と
言えます。
リビングで言えば、主役はソファーです。
ソファーは、くつろぐための家具ですから、滞在時間
が必然的に長くなりますし、ソファーは大きいですか
ら、美しさの観点からも、影響の大きい家具です。
ですから、ソファーは「インテリアの主役」となる
家具ですし、良いものを選びたいものですよね。
そして、ダイニングの主役は、ダイニングテーブルと
チェアです。
毎日、必ず食事をする場所ですし、仕事や勉強などの
作業をダイニングで行う人も多いでしょう。
座って使わない時であっても、ダイニング家具は、目
線に近い高さにある家具であり、必然的によく目に入
ります。
ですから、ダイニングテーブルとチェアも、ソファー
と並んで「インテリアの主役」と言えます。
ちなみに、余談ではありますが、ダイニングに配する
家具が大事だということを、間接的に裏付ける事実も
あります。
それは「チェアは、名作家具が多い」という点です。
多くの人たちに長年愛される北欧デザインの家具は、
様々ありますが、その中でも、チェアは「名作」と呼
ばれるデザインが、非常に多いのです。
これは、過去から現在に至るまで、多くの人がチェア
にこだわりを持っているからに起因しており、それが
ゆえに良質なデザインが多数生み出されたのです。
「名作」と呼ばれるダイニングテーブルやソファーは
チェアに比べるとずいぶんと少ないですから、そうい
う家具では、チェアこそが、インテリアにおける真の
主役ということかもしれませんね。
使い心地の良い家具 + 見心地の良い家具
=「心の充足」につながる。
ちなみに、リセノでは、
- 過ごす時間が長い家具 = 「使い心地」が重要
- 目にする機会が多い家具 = 「見心地」が重要
という視点で、家具の重要性をとらえて、
- 使い心地 + 見心地 =「心の充足」につながる
という考え方を、提唱しています。
良質な家具を使うことは、ひいては、心の充足にまで
つながるという考え方です。
家具選びの前に読んでほしい「使い心地と、見心地」と「充足感」についてのお話
お家の中で多くの時間を過ごすリビングやダイニング
に、「使い心地」と「見た目」に満足のいく家具を選
ぶことは、ひいては心の充足につながります。
インテリアづくりは、
・部屋選び(家づくり)
・家具選び
・インテリア選び(ラグ・カーテンなど)
・雑貨選び(花瓶・食器・オブジェなど)
という感じで、さまざまな要素を選び、組み合わせて
いくことで、完成に向かいます。
徐々に自分好みのお部屋を作っていくのは、とても
楽しいものです。
が、人によっては「大変だなー。分からないなー」と
思われるかもしれません。
そんな方は、まず、今回ひも解いてきた通り、
暮らしの「主役」と言える
・ソファー
・ダイニングテーブル
・チェア
だけは、気に入ったものを選んでみてください。
これらの「インテリアの主役」アイテムに、自分が気
に行ったものを選ぶだけで、いかに暮らしが豊かにな
るかを感じていただけると思います。
「ペーパーコード × オーク材」を使った
王道デザインの「folk chair」
さて、インテリアづくりにおいて、最も重要な要件の
ひとつが「チェア選び」であることは、お分かりいた
だけましたでしょうか?
僕自身も、家でもっとも長くいる場所がダイニングで
あり、いつも自分が作った「folk round arm」で過ご
しています。
もっとも愛着があり、暮らしを供にしている家具です。
そして、そんなインテリアの主役といえる「チェア」
において、とても良いプロダクトが完成しましたので
ご紹介していきます。
この新作チェアは、座り心地が良く、見た目が美しく、
北欧の名作のチェアと同様のクオリティでありながら、
より手の届きやすい価格を実現しています。
自信をもって、インテリアの主役を張れるチェアが
完成しましたので、こだわりをご紹介していきます。
ゆるやかなカーブの背もたれをもつ
「王道デザイン」のチェア
このチェアで最も注目していただきたいのは、
「背もたれ」です。
シンプルでオーソドックスな背もたれでありながら、
そのゆるやかに描かれたカーブは、背中を想像以上に
優しく包み込みます。
オーク無垢材を贅沢に使った背もたれは、木を曲げて
作る「曲げ木」の手法で、職人の手で、1点1点丁寧に
作られています。
1cmほどのしっかりとした厚みを持つこの背もたれは、
椅子を引く際の手触りもよく、使い込むほどに味わい
を増していきます。
本体フレームと、背もたれを留める部分には、あえて
色味を深くした「木栓」を使用しています。
左右に配した「4つのぽっち」が、それです。
この「木栓」は、背もたれとフレームを接合するのに
必要なネジを隠すための役割があります。
ただ、隠すだけではなく、この部分の色合いを変える
ことで、どこか「ボタン」の様に見えて、可愛らしい
印象を与えています。
小さな工夫ですが、より長く愛せるような愛らしさを
設計デザインとして与えているのです。
また、後ろの丸みもきれいにデザインしていますので
ここも可愛らしく、個人的な推しポイントです。
チェアというのは、テーブルに向かって配置されるの
で、正面と並んで、背中を見ることが多いのです。
その点で、後ろ姿の美しさにはこだわりました。
また、正面から見た姿も、美しい仕上がりです。
シンプルでスタンダードなデザインは、座らない場面
でも、その佇まいが美しく、空間を上質に感じさせて
くれます。
例えば、ご自宅の廊下などに、そっと置いてみましょう。
それだけで、空間に締まりがでます。
シンプルなデザインだからこそ、場所を選ばず置けて、
ただそこにあるだけで、凛とした佇まいを感じさせて
くれる。
これこそが、美しいチェアの条件だと思います。
使うほどに味わいが深まる「オーク材」
強度もあり、長くご愛用いただけます。
また、このチェアの美しさのポイントのひとつは、
「オーク」の無垢材の美しさです。
オーク材は、木目が緻密で美しく、そのしっとりとし
た手触りは、長く使っていくほどに、深く深く、味わ
いを増していきます。
チェアは10年、20年と長く使っていくものですから、
使うほどに味わいを増し、その中で愛着が増すことは
とても大事な要素です。
シリーズの「folk伸長式ダイニングテーブル」も同じ
オーク材ですから、デザイン的な統一感を感じること
ができます。
オーク材のチェアは丈夫で壊れにくく、長く使えます
ので、ぜひお子様、またお孫様へと、北欧文化がそう
であるように、長く引き継ぎながら、お使いいただけ
ればと思います。
こだわりの丸みが、柔らかい印象を生みだす
「エンタシス」設計
また、樹種だけではなく、意匠設計にも工夫をしています。
脚部の形状には、北欧チェアなどに用いられることの
ある「エンタシス」という意匠を、採用しています。
「エンタシス」とは、一本の木を削りだす際に、両端
は細く仕上げ、中央に向けて丸みを帯びる形状のこと
です。
この形状により、全体は細く見せながらも、しなやか
な強度を得ることが出来、同時に可愛らしい印象も与
えてくれます。
シンプルながらも、細かなディテールにこだわった
一脚なのです。
絶妙な柔らかさと、フィット感を。
「ペーパーコード」について
みなさんは、ペーパーコードのチェアに座られたこと
はありますか?
ペーパーコードとは、簡単に言うと「樹脂を含ませて
撚った紙ひも」のことです。
ペーパーコードは、第一次世界大戦中に生産される様
になり、当初は、麦などを束ねる紐として利用されて
いました。
椅子の座面に使われはじめたのは、1940年代頃からだ
そうで、従来の植物の茎や、葉を原料として作られた
ものよりも品質が均一なことから、椅子にも用いられ
る様になったそうです。
それから、約80年。今日に至るまでペーパーコードを
使ったチェアは生産され続け、また、とても人気の
ある椅子として、長く愛され続けています。
このチェアにも採用しているペーパーコードの特徴は、
座った時の独特のフィット感と、耐久性にあります。
まずは、フィット感から紐解きましょう。
ペーパーコードのフィット感について
お尻当たりが柔らかなチェアとしては、例えば座面に
ウレタンを仕込んだ「布製チェア」などがあります。
板座の上にウレタンを入れていることにより、柔らか
な感触を得られます。
ただ、弱点としては、どうしても時間の経過とともに
ウレタンがへたり、底付き感が出やすいのが難点です。
最初のうちは格別に柔らかで良いのですが、使ってい
く中でウレタンがへたることで、柔らかさが無くなり、
「落とし穴」の様に凹んでしまっているチェアをよく
見かけます。
これでは、せっかく柔らかなチェアを買っても、長く
は愛用できません。
安価な布製チェアを買わない様に、注意が必要です。
また「板座面」のチェアもあります。
こちらはウレタンがへたるような心配はありませんが、
お尻が直接木に触れるので、座り心地は硬めです。
特に長い時間座るようなライフスタイルの場合には、
疲れやすいこともあるので、どのくらいの時間を座る
のかを考慮した方が良いでしょう。
そして、ペーパーコードです。
ペーパーコードはへたりがほぼ無く、絶妙にしなやか
な座り心地を、長く味わえます。
北欧チェアに多く使われているため、見た目の素晴ら
しさに話を取られがちですが、実は、座り心地に置い
ても、独特な良さがあるのです。
使うほどのお尻の形状にフィットしていきますので、
どんどん快適さを感じることができるでしょう。
ペーパーコードの耐久性について
また、ペーパーコードの耐久性についてもお話してお
きましょう。
ペーパーコードは、つまりは「紙」ではありますが、
一般的にイメージするような「紙」ではありません。
「防水・防汚加工」を施してあり、またしっかりと撚
り合わせてあるので、10年以上も平気で持ちます。
よりきれいに長くご愛用いただく為のお手入れとして
は、完全に水をはじく仕様ではないため、コーヒーや
お醤油などの液体をこぼした時は、染み込んでしまう
前に、軽く濡らした布で叩くようにして、吸い込ませ
て汚れを取り除きましょう。
強く擦ってしまうと染み込みの原因となるので、しな
い様にしてください。
お手入れと張り替えについて
また、一番のおすすめは、買った直後のひと手間。
「ユニタス テキスタイルプロテクター」を振りかけて
いただければ、さらに汚れが落ちやすくり、万が一に
飲み物などをこぼしてしまった場合にも安心です。
プロテクターは、1本あれば、4脚を1年以上保護できま
すので、一緒にお買い求めいただくのをおすすめします。
ユニタス テキスタイルプロテクター
また、ペーパーコードは強い素材ですが、傷みが出て
きた場合は、張り替えが可能です。
張り替えの際は、ご相談いただければ、有料にはなり
ますが、専門業者と連携し、新しいペーパーコードに
張り替えをいたします。
封筒編みについて
そして、座り心地をさらに向上させる為に「封筒張り」
を採用しました。
「封筒張り」とは、座面の中央に向けて、封筒の閉じ
部分のようにペーパーコードを張る仕様のことです。
中央に向けて角度が付いていきますので、より絶妙な
柔らかさで、お尻にフィットしてくれます。
左:鹿の子編み 右:封筒編み
また、見た目的にも、鹿の子編みよりも風合いがあり、
美しいのも特徴です。
これにより、より民藝のようなヴィンテージ感を感じ
させる意匠に仕上がっています。
届いたその日から、ペーパーコードの「こなれ感」を
より強くダイニングシーンを楽しむ事ができます。
ゆとりのある横幅50cmサイズと、
体にフィットする角度と曲線設計
もうひとつ使い心地としてこだわった点として、座面
幅を通常のチェアよりもかなりゆとりのある「50cm」
に設計し、体の大きな男性でもゆったりと座っていた
だける様に配慮しました。
また、奥行きもしっかりとあるため、体の大きい男性
などでも、さらにゆったりと座ることができます。
この「ゆとり」のある設計が、実は、意外と大きな
座りやすさのポイントになっています。
座面も中央に向けて自然なカーブをつけることで、
太もも裏が痛くなりづらい仕様にしています。
また、座面は後ろに向かって、徐々に傾斜をつけています。
これらの設計を入れることにより、より楽な姿勢を自
然と作れるようになり、しっかりとした座感でいなが
らも、体に負担の少ない座り心地を実現しています。
シンプルな意匠ながらも、サイズ、曲線、角度を
絶妙に調整することで、座り心地の良いチェアに
設計しました。
ゆったりとした座面で、しなやかなペーパーコード、
しなやかな曲線と、至れり尽くせりの座り心地です。
ダイニングで過ごす時間が、これまでよりも、きっと
長くなることでしょう。
民藝のような趣きを感じさせる
「folk stool & bench」
続いて、スツールとベンチについて、ご紹介します。
基本的な特徴はチェアと同じで、長く愛せる工夫を
たくさん入れています。
その中でも、最も特徴的なのは「封筒編み」でしょう。
スツールや、ベンチにおいて「封筒編み」を採用して
いるものは、世の中に多くありません。
写真をご覧いただければ感じ取っていただけると思い
ますが、スツールやベンチに「封筒編み」を施す事で、
まるで「民藝」のような、古き良き味わいのようなも
のが出ていると思います。
この趣きこそが、最大の特徴と言えるでしょう。
スツールは、ひとつあれば、いろんな用途に。
ここでは、それぞれの使い方のご提案を、合わせて
入れておきましょう。
スツールは、1脚あれば、様々な用途に活用できます。
座る用途以外に、ソファー横に置いてサイドテーブル
代わりとしても、意外に重宝します。
また、玄関脇において置くことで、使わない時には
風景として美しく、出かける際には、身支度の際に
役立ちます。
キッチンの近くなどに置いておけば、高い所のものを
取るのに、脚立の役割も果たしてくれますし、
煮物の番をしながら、タブレットを見たりする時には
腰掛けとしても、とても便利です。
また、ダイニング近くに1脚あれば、来客用などとして
も、意外と重宝します。
また、チェアに座って、脚をスツールに置くことで、
ダイニングで晩酌の際などには、とてもリラックスで
きるので、おすすめです。
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この様に、背もたれのない「スツール」は、1脚あれば
様々なシーンで重宝します。
普段の生活の邪魔にならないので、特に目的を決めす
ぎずに、1脚を持っておくのがおすすめです。
ベンチは、ダイニングに抜け感を作れます。
ベンチは、ダイニングに「抜け感」を作りたいときに
重宝します。
小さなダイニングでは、チェアを4脚並べると、圧迫感
を感じてしまうことがあります。
そんな時には、片側をベンチにしましょう。
そうすることで、目線に入る「背もたれ」部分が減り、
ダイニングの空間を広く感じることができます。
リビングにいる人との会話も遮られづらくなり、会話
もきっと弾むことでしょう。
また、背もたれが無い分、座る動作もフレキシブルに
なるため、出入りがしやすいというメリットも生まれ
ます。
目線の高さに入らず、抜け感を作れる。
これこそが、ベンチの最大の良さと言えます。
長く、大切にご愛用いただくために。
品質検査もしっかりと行っています。
ペーパーコードのチェアや、スツール・ベンチは、も
しかすると、壊れやすいような印象をもたれる方もい
らっしゃるかもしれません。
そのような心配も予想されましたので、他のオリジナ
ルプロダクトと同様に、専門機関での強度試験を実施
いたしました。
この試験は「体重95kgの人が5万回座る」ことを想定
したもので、ご家庭での平均1日20回座ると想定して
7年間の使用の後に、どの程度の問題が発生するかの
試験です。
試験の結果、背もたれ、ひじ部、座面のすべてにおい
て異常は発生せず、7年使った後にも問題が発生しない
ことが実証されました。
テストは一般的に行われる7年想定のものを行いました
が、さらに長く使用しても問題ないと考えています。
カラーは、テーブルに合わせた3色と、
差し色の「ブラック」を作りました。
カラーは、ダイニングテーブルに合わせた3色と、差し
色として使える「ブラック」の計4カラーを作りました。
順番に見ていきましょう。
ナチュラルカラー
北欧スタイリングに最適な「ナチュラルカラー」。
ホワイトオークの美しい樹色を感じることができ、
ペーパーコードのチェアとして、最もベーシックな
カラーです。
ブラウンカラー
ヴィンテージスタイリングに最適な「ブラウンカラー」。
専用のブラウンカラーに染めたオーク材は、長年使い
こんだような味わいで、深みのあるインテリアとして
お楽しみいただけます。
ダークブラウンのような暗く、深いカラーではなく、
僕たちが「ミッドブラウン」と読んでいるとおり、
絶妙なヴィンテージ感のある茶色を表現しています。
ヴィンテージレッドカラー
北欧ヴィンテージ家具の色味を再現したオリジナルの
色である「ヴィンテージレッドカラー」です。
北欧ヴィンテージ家具に多い「赤みのあるブラウン」
を表現したカラーで、落ち着きのある北欧家具のスタ
イリングがお好きな方には、ぴったりのカラーです。
ブラックカラー
そして、最後に新色の「ブラックカラー」です。
ブラックカラーは、差し色としてダイニングに加えて
もらうことで、全体を引き締める効果があります。
ブラックは「無彩色」なので、1脚だけを差し替えて
もらっても、良い感じに調和します。
また、デザインの異なるチェアを並べるときにも、
このようにブラックという共通点を持たせることで、
きれいに仕上げることができます。
もちろんブラックで統一するのも、良いでしょう。
ブラックは「無彩色」のため、お部屋の色数を増やしす
ぎて、ごちゃごちゃした印象を与える心配もありません。
それでいて、黒色は「締まり」の要素を与えてくれま
すので、お部屋にきりっとしたイメージを加えられます。
4色それぞれに良さがありますので、お好みや、お持ち
の家具に合わせて、お選びいただければと思います。
(もしかすると、folkダイニングテーブルについても、
ブラックカラーを作るかもです。お楽しみに。)
こだわりを詰め込んだ「folk chair|stool|bench」
2023年6月9日より発売します。
というわけで、新作のチェア、スツール、ベンチにつ
いて、企画の経緯とコンセプト設計を紐解きました。
ペーパーコードを用いたチェアは、非常に美しく、ま
た、気持ちの良い座り心地を、長くお楽しみいただけ
ます。
安価なチェアではありませんが、長く過ごす場所に、
良いものを用いることは、心身の健康に影響を与える
と思います。
また、安価なチェアを買ってしまうと、結局数年で
使えなくなってしまいますが、良質なチェアは長く使
い続けることができるので、どんどんと味わいと思い
出を、ため込んでくれます。
ぜひ、チェア選びのひとつに加えていただければ、
嬉しいなと思います。
東京・京都・福岡店での展示はすでに開始しています
ので、気になる方はぜひ店舗へお越しいただき、体感
いただいたり、店舗スタッフにご相談いただければと
と思います。
Re:CENO product|folkダイニングシリーズ
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